竜王戦 イベルクチート

第13回R団運動会 3位

最高172× 最終知らん

 

どうでもいいけどブログ作って1年たったみたいです。この1年まるで何もポケモンが上達していないばかりかどんどん成績が悪化しているのギャグポイント高めですね

 

 

 

イベルタルのココがつよい

ネクロズマのメインウェポンであるフォトンゲイザーが無効

・S99という絶妙なS ソルガレオルナアーラを上から叩ける

・同様にグラカイにもオーラ補正の乗ったイカサマで大きなダメージを出せる

ミミッキュ対面とんぼがえりで逃げられる

・あくタイプの通りがいい

 

イベルタルのココがよわい

ステルスロックが結構痛い

・伝説のくせにZを持たなければ大した火力が出ない

・火力がインフレしている環境なのにサイクル向きの性能

・そのくせチョッキ持たずにグラカイに後出ししたら死ぬ

・カプ・コケコとかいうやつに勝てない

 

逆張りオタクである僕は数を増やしそうなネクロズマへの殺意を滾らせていたため、イベルタルを片方のロムで使うことに決定した。(もう一人の僕はVGC2016への愛があふれ出したのでグラードンを使うことになった。)

 

 

 

さて、イベルタルを使う上で気になるのが上記以外にミミッキュへ投げるための駒、およびレックウザの処理。(ガリョウテンセイがとても痛い)

ボーマンダやらメタグロスやら試していたが、結局イベルタル自身の火力が足りないことやステロがめっちゃ刺さることなどが問題で不利サイクルとなり毛髪を失う機会が多かった。また、最初に試した型であるイカサマ+ふいうち+はねやすめは耐久が高いポケモンの突破手段を失うためやはりイライラから毛髪を失う結果となった。

 

そこで陰湿オタクとして有名な僕は某極悪違法対戦サイトでの情報収集を敢行。捨て垢を作ってダミーの構築でランダム対戦を行ったり、TLでフレ戦募集のツイートを見かけたら非公開にされる前に潜り込んだりしていた。(SaitoSyukaって名前でやってたけどなぜか知り合いと当たるたびに一発でバレてしまった。)

 

 

そこでSD上位の構築にチョッキ特殊型イベルタル+みがきあクチートの構築を発見。サイクルしながら崩しもできそうな組み合わせで面白そうだったので構築を頑張って割ろうとしたが、トゲデマルやらコオリZフェローチェやら入っていてありえん弱そうだったので全体的にサイクル寄りに組み直すことにした。

 

まずとつげきチョッキを持たせたことにより自然と対グラカイ性能が向上し、更にとんぼがえりを採用するスペースも生まれ強みを活かせる型であると感じた。ステルスロックに関してはデスウィングを撃ち逃げすることで少しでも被害を抑えながら繰り出し回数を増やすことで妥協。火力が出ない点についてはとんぼがえりを用いた対面操作によりサイクルの主導権をこちらが握ることでケアしようと考えた。

次に、レックウザの珠ガリョウテンセイを耐えるまでイベルタルの物理耐久を伸ばしたがそれでも不安なのでストッパーとしてミミッキュを採用した。テッカグヤを削りたかったので呪いを持たせてみた。

ここまでで相手のコケコに割と好き放題されるので、でんきの一貫を切れ、なおかつ相手のミミッキュにも別段弱くないポケモンとして霊獣ランドロスを採用した。

 

レックウザを上から殴りたいという不平不満が噴出したので上から吹っ飛ばすためにアーゴヨンが入ってきた。もちものはZが余っていたのでZを持たせた。

 

ラストにはなんかギャラドスとか入れてた。

 

 

直前になって別人に構築草案を渡したところ、神速エンテイ(!)という天才的な提案を頂いたのでクラウンエンテイを所持していなかった僕はどくまも型に変更したうえで採用した。

 

 

 

 

アーゴヨンは育成環境がなかったのとレックウザしんそくで死にかけることが判明したのでメガゲンガーへと変更された。

 

以下採用順

イベルタルとつげきチョッキ

ダークオーラ 207-135-118-175-119-166

あくのはどう デスウィング ふいうち とんぼがえり

 

HB:232レックウザの珠ガリョウテンセイ耐え

 

構築の出発点。採用理由とかは上で書いた。

あくのはどうは汎用打点として非常に優秀で、半減でもカプ・コケコなどを後出し時に大きく削ることができた。

デスウィングは回復割合が2/3と高く、このポケモンの安定感を大きく高めたが火力はマジで出なかった。ふいうちはAに加工補正をかけているものの採用する理由が見当たらないほど強力な技であるため採用。特にカイオーガを削る際の最大打点となる他多くの場面で対面性能を押し上げてくれた。

 

あくのはどうってマジで怯まねえな

 

 

クチートクチートナイト

いかく 157-161-145-*-126-70

じゃれつく ふいうち きあいパンチ みがわり

 

HD:臆病ゼルネアスの+2めざ炎確定耐え

 

鋼枠。フェアリーの通りが尋常でなく、このルールでめっちゃ強い。

とんぼがえりからミミッキュに対して受け出した後、みがわりを張りきあいパンチを押すことで相手が後出ししてくるナットレイやらツンデツンデやらを崩すことができる。

しかしミラーに弱かったり、普通に鋼と対面した時に撃つ技がないなどの問題点も目立ったためほのおのキバとどちらを採用するかは検討の余地がある。(その場合みがわりははたきおとすやつるぎのまいに変更したい)

相手のトリックルームにも強く、ローテーションバトル以外のルールでほぼ初めてこのポケモンを使ったが非常に使いやすかった。

 

 

じゃれつく外しで1試合落としているが、よくそれで済んだなという感想

 

 

 

ミミッキュミミッキュZ

ばけのかわ 131-142-100-*-125-162

じゃれつく かげうち のろい みがわり

 

 

呪いとミミッキュZ、2種類の崩しの手段を持つ対面性能の塊。かげうちといたみわけは選択だが、削り残したネクロズマに打ったりタスキを削ったりするために一応入れてみたが、ゲンガーが多かったため大変重宝した。

みがわりは有利対面で押し、皮を残しながら裏から出てくる鋼に削りを入れることが可能であるほか、後出しグラードンを強引に処理することもできるようになる。

相手のギャラドスがかなりきつかったので調整をABにしてもよさそうだと感じた。

 

唯一のZ枠である割にそんなに出してない

 

 

ランドロス霊獣@きあいのタスキ

いかく 164-197-110-*-100-157

じしん がんせきふうじ だいばくはつ ステルスロック

 

 

初手に投げて展開したり電気の一貫を切ったり。相手のカイオーガは初手大爆発で処理する。だいばくはつのおかげで起点にされず自主退場できるのが偉かった。

ギャラドスがしんどいので初手で対面したらがんせきふうじを連打し、初手に来なければ必ずステルスロックを撒く。

 

 

なぜか多くのカプ・コケコがランド対面でちょうはつしたりめざ氷打ってきたりして殉死した。裏のイベルタルどうすんねん

 

 

ゲンガー@ゲンガナイト

のろわれボディ 135-*-101-222-115-200

シャドーボール ヘドロウェーブ こごえるかぜ みちづれ

 

 

レックウザ枠。みちづれを警戒してりゅうのまいつるぎのまいを積むレックウザに対して、こごえるかぜ+ヘドロウェーブを押すことで95%程度の乱数で落とすことができる。ウルトラネクロズマもボディパージをしてこない限り上を取ることができるためイベルタルへの役割集中へのケアとして選出することも多かった。

このルールではカプ・コケコがひかりのねんどやフェアリーZなどを持っていることが多く、デンキZのKPが普段と比べて非常に少なかったため、カプ・コケコを見ると積極的に出して対面時は即ヘドロウェーブを押していた。(都合上コケコにゲンガーを死に出しすることも多かった)

アーゴヨンと比較すると鋼に対する打点が心もとないのが短所。

 

 

ひかりのねんどコケコとの同速対決はすべて負け、毎回両壁を張られていいように展開された。(僕はポケモンが上手いので全部勝った)

 

 

エンテイ@たべのこし

プレッシャー 209-137-106-*-107-167

せいなるほのお どくどく みがわり まもる

 

B<D

 

本構築の影のMVP。これ以上ないほど奇麗に構築の穴を埋めてくれた。提案してくれた某氏には感謝している。

相手のミミッキュ+鋼の並びに一貫するのが非常に強く、グラードンレックウザをはじめとした多くの構築に刺さるこのポケモンは自ずと選出機会も増えた。

中にはエンテイを倒す気概がおおよそ感じられないような構築もいくつか見られ、初手においてどくまもしてるだけで降参を頂いた試合も3試合ほどあった。

また、安定した物理打点とそこそこの耐久を持っているのも重要なポイントで、カプ・テテフと殴り合ったりガルーラ相手にせいなるほのおで突っ張ったりすることもできた。

 

 

竜王戦中せいなるほのおがあまりに当たらないので命中率がおにびくらいかと思っていたら実は95もあるらしい。

 

 

 

このルールは対戦前の準備が多く準備期間が短かった感はありますがとても楽しかったです。またフレ戦やインターネット大会でやりたいですね。

 

 

 

おしまい