WCS2018供養 物理型カプ・レヒレ

天音です。2018年ももうウン時間で終わりです。早いものですね。2018ルールでお気に入りの構築が1個あるのですが、2018年が終わる前に置いておこうと思います。

 

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【構築経緯】

始まりは3月ごろ。読まれないトリル要員+想定されにくいトリルアタッカーの組み合わせが初見殺し感があり強いと思ったので、そこから考えた。

 

カビゴンというポケモンはスタンチックな構築にも普通に入り、はらだいこで決定力を高められるという2点で考えている枠にマッチしていたので採用。

・高速アタッカーや滅びのイメージが強いゲンガーはトリックルームを想定しにくいポケモンだと考えたのでこちらも確定。かげふみでトリルターン稼ぎをされにくいのも偉い。

・ゲンガーは物理耐久に不安があり霊獣ランドロスなどに弱点をつかれるので、威嚇枠を柔軟に選べるよう霊獣ランドロスガオガエンを入れた。

・トリル切れた後にサポートできるポケモンが欲しかったが、カビゴンしか殴れない構成だとフワライドとかで積むので自己暗示で殴れるアタッカーも欲しかった。ポケ徹とにらめっこしていると変な電波を受信したのでカプ・レヒレを物理型で採用した。

・このままだとかちきと黒い霧を両立するミロカロスでハゲるのと、サブプランになりうるアタッカーが欲しかったので草タイプに目を付けた。最初はカプ・ブルルだったが最終的にカミツルギに落ち着いた。

 

【個別解説】

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ゲンガー@ゲンガナイト

167-*-119-191-140-151

ヘドロばくだん トリックルーム サイドチェンジ まもる

調整:耐久にほぼ全振り+最速ジャラランガ抜き

陽気ランドロス地震を耐えたり臆病テテフのフィールドなしサイキネを耐えたりする

 

初手に投げてトリックルームをする。トリルしたらあまり仕事がないのでヘド爆で削ったりサイチェンで隣守りながら切る。まもるはZ透かすのに必要でした。

 

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カビゴン@ウイのみ

254-142-113-*-149-31

おんがえし 10まんばりき はらだいこ まもる

調整:よくあるやつ

 

初期はかげふみや自己暗示との組み合わせを考えて「おんがえし、はらだいこ、リサイクル、たくわえる」で使用していたが、プレイングがへたくそなため蓄えるタイミングが分からなくなって変更した。その他特筆すべき点はない。

 

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霊獣ランドロスこだわりスカーフ

165-148-110-172-100-143

だいちのちから めざめるパワー氷 とんぼがえり ストーンエッジ

調整:相手のランドロスを倒さないといけないのでCS振り切り

 

スカーフを初手でチラつかせてZコケコを睨んだりねこだましを誘う。相手のランドロスがZ撃ってきたりすると困るので、上から倒すためにめざ氷を入れている。

 

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ガオガエン@ホノオZ

197-179-110-*120-58

ねこだまし フレアドライブ けたぐり とんぼがえり

調整:わすれた 最遅

 

最遅にしているのはトリル下で上から殴りたいから。けたぐりはメガバンギラスが重いから。ホノオZの理由はメタグロスやメガリザYをかげふみで縛りながら倒すプランを取れるから。

カビゴンが成立したあとはねこだましさえあれば困らないので、攻撃的な型のほうが使い勝手が良かった。

 

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カプ・レヒレ@バンジのみ

172-132-136-*-162-06

たきのぼり いやしのはどう じこあんじ まもる

調整:わすれた 硬くて最低限の火力がある(ない)

 

いやしのはどう及びミスとフィールドでカビゴンを介護する役と、じこあんじとたきのぼりで2枚目のアタッカーとして殴る役の2つを兼ねている。れいとうパンチを入れていたこともあったが、素の状態で霊獣ランドロスに7割くらいしか入らなくて泣いた。

対戦相手が目を疑ってくれるのでとても楽しかった。

 

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カミツルギ@クサZ

143-207-152-*-73-172

リーフブレード せいなるつるぎ つるぎのまい みきり

調整:+1クサZで無振りリザYとか倒せたはず ランドロスのだいちのちからくらいまで耐える

 

バンギラス入りに対して投げたり、カビを通す際に邪魔なミロレヒレを威圧したりする。初期はビルドアップするブルルだったが、足が遅いやつばっかりで気持ち悪かったのと、世界大会でゲンガーランドツルギガエンみたいなやつが多かったので並びを誤認してくれることを期待して変更した。

 

【投げ方】

・ゲンガーランド+カビレヒレ

基本選出。コケコや霊獣ランドロスが見えるとこの投げ方になるので、7割くらいはこれを投げることになる。ランドをカビゴンに素引きしながらトリルするとゲームが終わることが割とある。

・ゲンガーガエン+カビレヒレ

グロス入りにはこれ。ホノオZはモロバレルメガメタグロスのどっちに切るか考えること。

・ゲンガーツルギ+カビ何か

ミロカロス入りに投げる。かげふみを嫌って引くので、ツルギを初手でカビゴンに引きながらトリルする。

 

やることが分かりやすく、威嚇やねこだましの要素により最低限の立ち回りの幅も確保できているのがとてもよかった。

 

 

【結果】

兵庫県大会ベスト8 (第7回カマルオフ予選5-1 2回戦負け)

第38回京大カップベスト8(予選5-2 1回戦負け)

第3回Generationオフ ダブル部門個人4-3

 

毎度のことだけど、中途半端なところで負けるのそろそろやめたい