どうも。天音です。とびオフお疲れ様でした。前回は見学で運営に専念していたのですが、今回は対戦参加者が少なかった久しぶりに対戦したかったので対戦参加していました。結果はBO3のスイスドロー5Rで3-2、10位でオポネント差で予選落ちとなりました。特にいい結果でもないのですが、使用構築が久しぶりに使っていてまあまあ楽しいものだったので記念に記事にします。
バクーダ、使ってみてください。
・構築経緯
バクーダが地面の一貫しがちな現環境で強いと思ったので使うことに決めた。使うならガチトリルしかないと思ったので、オフで対戦した時にバクーダを使っていたとぅるーでに相談して並びをとりあえずパクった。その後自分で使いながら調整を加えて現在の形に至った。
・個別解説
175-×-90-172-98-40
ふんか かえんほうしゃ だいちのちから まもる
構築の出発点。現環境は先述の通り地面技の一貫がかなり強く、地面無効枠としてよく採用されるサンダーやランドロスには炎技がよく通るのでトリル下できちんと扱えばとても強い。
技構成は範囲技の最大打点のふんか、単体技であるかえんほうしゃ、地面技のだいちのちからまで確定で、最後のまもるの枠は何度も切ることを考えたがトリルを張り直す際など必要なことが多くどうしても切れなかった。他に入れるならげんしのちからや、ポケモンを入れ替えてしぜんのちからを採用したりするのが良さそう。
おくびょうルンパの雨ハイポンZをまもると確定で死ぬ。
192-141-90-×-80-167
いのちがけでトリル始動の邪魔になるポケモンを排除するのが主な仕事。いかくを撒くことで味方の物理耐久を上げる役割もあるので、いのちがけで切るかとんぼがえりor素引きで裏に残すかは状況に応じて考えなければならない。
技構成は採用理由のいのちがけ、相手の交換に合わせて引くためのとんぼがえり、一致打点でありオニシズクモなどの弱点をつけるブレイブバード、最後にバンギラス、ガオガエン、カビゴンあたりを削るためのインファイト。ブレイブバードは一度も有効に働いた場面がないので他によさげな技があれば変更してもいいかもしれない。
いのちがけは1:1を取る他に、安全に裏を出すためにムクホークを切りたいときや裏の圏内に押し込みたいときにも役立つ。
197-×119-110-158-58
トリル起動役。8割方初手に出す。D補正といかく、そしてはたきおとすのダメージが持ち物によって軽減されるため初ターンに出落ちすることはほぼなく、Zトリックルームの存在によりかなり安定してトリックルームを張ることができる。トリル展開後はさいはいやちょうはつによってトリックルーム中に盤面を制圧することを目指す。
サイコキネシスをベースとしたマキシマムサイブレイカーは構築単位で重いモロバレルを大きく削る手段となる他、メガゲンガーをワンパンできる程度には火力が出るため不意の高火力を押し付けることで相手の想定を崩すことができる。ちょうはつはモロバレルのキノコのほうしやクレセリアのトリックルームを防ぐ他、暇なときに撃っておくと次ターンのまもる択を排除できたりする。
ツンデツンデ@イワZ
168-201-201-×-121-18
トリルエースその2、かつトリル起動要員その2。役割対象はリザードン、ボーマンダなど浮いていてなおかつほのおタイプを半減してくる相手が主だが、いわなだれとジャイロボールはそれぞれバカにならない火力が出るため殴れる範囲は広い。もちものはヤレユータンのZをそこまで使わないためイワZを持たせた。リザードンのまもるを貫通して倒したり、いかくを入れられた状態でガオガエンを倒したり、単体に通る岩技として使ったりなど汎用性が高い。トリックルームは一度目のトリルが切れた後の再起動に使ったり
配分はビーストブーストでAが上がる調整のもの。Bをかなり落としているので、ようきランドロスのダブルダメじしんが確定一発だったりと弊害は多少あるものの、これでもオニシズクモのアクアブレイク、ガオガエンのけたぐり程度は耐えてくれる。
175-172-110-×-113-45
リーフブレード ばかぢから はたきおとす どくづき
トリルエースその3。トリル下でさいはいを受けながらばかぢからを連打しAとBを上げていく。バクーダが返しで落とされる水タイプの多くに強く出られ、さいはいとの相性も良いので幅広い相手に選出できる。
リーフブレードはレヒレやニョロトノなどに撃つ一致打点で、ばかぢからは技範囲を補うサブウェポンでありながら撃てば撃つほど強化される必須技。はたきおとすはクレセリアを倒す手段である他、きのみを落として裏の圏内に入れるなどの立ち回りが可能。どくづきははたきおとしたあとのモロバレルへの最大打点になる他、ブルルやサーナイト、テテフなどに撃てる。
ばかぢからは積み技。
トリトドン@ウイのみ
212-×-100-143-111-39
詰ませ要員。上5匹で補いきれない要素として、
・水タイプの一貫がキツい(特にオニシズクモ)
の2点があったので、水技を吸いながらクリアスモッグで起点回避もできるトリトドンを最後の枠に採用した。欲しい技としてクリアスモッグは必要で、ガオガエンやメタグロスに通るだいちのちからを持たせた。また盤面に居座って相手の水を機能停止させなければならないので居座れるようにまもる、じこさいせいを持たせた。いま考えたらここまでするのなら詰ませ特化の構成、調整にするべきだったかもしれない。
あまり出すことはないが、総合時間制のおかげもありトリトドンを選出すれば相手が詰んでくれることも少なくない。
・選出・立ち回り
vsメタグロス構築
ムクホーク、ヤレユータン+バクーダ、ラランテスorトリトドン
バクーダとラランテスの攻撃補完が優れているため基本的に有利マッチ。しっかりトリルを張ってバクーダかラランテスを立てて制圧する。レヒレが入ったタイプで、クレセリアやラティアスが同居している場合にはクリアスモッグトドンが刺さるのでそちらを出す場合もある。(基本的にラランテスが削られ過ぎなければ勝てる)
vsリザランド構築
リザードン入りには基本ツンデツンデを投げる。ラランテスを選出しない場合相手の威嚇が厄介なのでムクホークでランドロスを取りに行くことが多い。ツンデツンデは相手のクレセリアをジャイロボールで大きく削れるのでバクーダやヤレユータンと並べれば簡単に倒せる。
vsガルーラ構築
ラランテスの刺さりが非常に良い。いかくを絡めながら安全な盤面にラランテスを着地させ、さいはいばかぢからを通していく。みがわりヒードランなどがいると択になるが基本的に有利マッチ。
vsゲンガエン構築
ムクホーク、ヤレユータン+バクーダ、ラランテスorツンデツンデ
ゲンガーはヤレユータンでワンパンできるのであまり怖くない。ジャラランガがいる場合は基本ツンデツンデを投げ、Zを押される前に押し切るのが基本となる。
vs現実雨
バクーダが出せない珍しいパターン。ボーマンダが吠えてくるのでムクホークを下げながらツンデツンデを投げながらトリックルームを選択しほえるガチャをする。失敗しても割と何とかなる。トリトドンは出しても邪魔になる場合があるのであまり出さない。
vsバンドリマンダ
ムクホーク、ヤレユータンorツンデツンデ+ラランテス、バクーダ
ヤレユータンはバンギラスにワンパンされたりするし、ボーマンダがきついのでムクホークでサポートしながらツンデツンデでトリックルームを張ることもある。トリルさえあればラランテスとバクーダ、ツンデツンデで押し切れる。
vsその他もろもろ
その場で適当に考える。基本的にヤレユータン@1を初手において、裏をバクーダ+ラランテスかツンデツンデにしておけばパワーが低くはならない。トリトドンはオニシズクモ、マリルリなどが見えたらほぼ強制選出。
・結果
京大・近大・府大対戦会 優勝
大したことはない。
・Special Thanks
とぅるーで(ブログ:アシタノツバサ:全国ダブル s9.10使用構築)